ターツ選択の基本
下家から6mをポン。13mと89sのどちらを残そうかという場面。
これは13mを残し8sから切るのがベストだ。
理由は三つある。
- 待ちの比較ならペンチャン<カンチャン
- 劣化している色の待ちは強い
- ドラ色の待ちは弱い
1.について
13mのカンチャン場合4m引きで両面への変化があるがペンチャンにはそれがない。
2mと7sの孤立牌の比較でも外側に寄るぶん2mのほうが切られやすい。
2.について
6mが三枚晒されているので、6m周りの牌4578mはくっつきが弱い分価値が低くなる。
周辺牌が切られるとさらにその周りの牌の価値が低くなる、というように多く晒された牌を軸にその色の牌は徐々に劣化していく。
劣化した色は河に出やすいためカン2m待ちが強くなるわけだ。
3.について
先に説明した2.の逆バージョン。
ドラ及びその周りの牌3467sは持っていると打点上昇が見込めるため価値が高くなる。
周辺牌が持たれやすくなるとその周りの牌の価値も高くなる、といった具合。
それゆえなかなか切られない索子のペン7sは弱い待ちといえる。
ちなみに、8sから切るのは9sが親の現物なのと単純に内側から切るほうが安全だから。