ⓝSuphx打ち筋考察1
麻雀AIⓝSuphxの牌譜から気になった打牌をピックアップし、私の考えも交えながら解説していこうと思う。
東1局、メンタンピンまで狙えそうな赤々含みの手牌。
ここから4p切り。単純牌理だと2pを切って5m4pの受けを残したほうが良いが、それだと赤5pが出ていく可能性がある。
そのためⓝSuphxは赤5pを使い切る手順を選んだようだ。
42pの順で切り出すことで後々3pが出やすくなる。これも狙いだろう。(2445p持ちなら通常24pの順で切られるから)
下家から立直。残り二枚のカン2s役なし聴牌から生牌のドラ東をダマプッシュ。
東を切るなら立直でも良さそうだが謎の保留。これはよくわからない。対面上家にポンされたら降りるつもりだったのかもしれない。
子の立直に対してはたとえドラ生牌でも残り筋が多いため押し有利か?対親リーには、うーん、無理だろう。
南1局、親の上家から立直。8mを引いたが筋とはいえ押さずに現物を抜いてしっかり降りたようだ。現状ラス目だが親番が残ってる上に点差もそこまで離れていないので無理せず耐え忍ぶべきか。
とはいえ8mは上家には当たらなさそう。しかし仕掛けている下家へは全然当たりうるのでそこもケアしたのだろう。
牌譜(http://tenhou.net/0/?log=2019070710gm-0029-0000-c7c2d3f8)