遠い手役を想像する
こういう牌姿のとき、ブロックが決まっているからといって安易に9sを切るのはよくない。
遠くに見える一通を消してしまう上に、今後の引き次第ではドラ8sが少し浮いた状態になってしまうからだ。
具体的に言うと、打9sのあと5sを引くと12456p345赤568s北北で聴牌時にドラが打ち出される形となる。他の索子引きでも似たような感じ。
そうなってしまうのであれば初めから89sを1ブロックとしてカウントして手を組んだほうが裏目になりにくい。
打8mのあと索子が下に伸び、21pを払って一通聴牌。
こんな具合に運良く手役が出来上がることがある。
それゆえ序盤の段階で打点上昇の可能性や手が進んだ先のことを想像しながら打つことがとても大事なのだ。